愛知県の運送業の課題に取り組む!

中島急送株式会社

代表
中島 和生
従業員数
120名
事業内容
・一般貨物自動車運送事業(中部圏) ・貨物運送取扱事業(第一種利用運送事業) ・貨物軽自動車運送事業 ・一般労働者派遣事業(派23-302781) ・倉庫管理業(保管・在庫管理・センター運営) ・各種包装および梱包業務請負 ・事業所内荷役作業請負 ・その他物流業務全般
URL
http://www.nakakyu.co.jp/

Q1.人事評価制度を入れてからの効果について教えてください。

各階層において、日々の仕事に対して目的意識を持つことができ、目標に向かって何をすべきか明確になりました。また、元々各自のミッションを完遂するような流れはありましたが、会社の数字をMBOに入れることによって各階層の意識が変わりました。その時にこれまで開示していなかった数字もMBOに入れ込んだことによって、何のために自分がこの業務を担当しているのかが明確になり、そのMBOに連動するコンピテンシー目標を設定することによって、会社の数字と社員の行動が連動してきたように思います。

Q2.人事評価制度を運用していく中での苦労、どうやって乗り越えましたか?

初めての試みであったため、期日管理やコンピテンシーの内容について、どうMBOと結び付けていくかが当初困惑していたように思います。そのため、それまで開示していなかった会社の数字を開示し、どこが課題なのかを明確にしました。その上でその内容を「要望」として目標設定前に一人一人に提示することにより、コンピテンシー目標の内容をイメージしやすくしました。
また、要望は各階層で一貫性を持たせながらMBOに繋げていくために、毎回目標設定前に評価者を集めて「要望のすり合わせ会議」を開催しています。

 

Q3.働き方改革に向けた取り組みについて

業界全体としてかなり難しいテーマとして認識しているので、具体的な取り組みはこれから検討していく予定です。
労働時間を圧縮しなければならなくても社員の給与を下げる結果にはしたくないので、給与体系について、やった分だけ給与がもらえる仕組みではなく、頑張ったら給与がもらえる仕組みへの改訂を検討しています。そうなるとベースアップに伴う原資が必要になるため、合わせて取引先との運賃交渉も行う必要があると感じています。

Q4.今後、さらに人事評価制度の運用により改善したい課題は何でしょうか?

定期的な面談を通して不満や要望を聞き取り、離職者の防止に役立てたいです。愛知県は土地柄として運送業の人材の流動性が極めて高いエリアなので上位役職者のMBOには離職についての項目も入れており、それによってコンピテンシー目標の中で社員との面談の機会を設けることができているので、今後もコンピテンシー・MBO共に離職防止に繋がるような内容にしていきたいと思っています。